抗生物質の乱用によって耐性菌ができると問題になるのは何故か?

抗生物質をむやみやたらと使ってしまうと大変なことになります。それは抗生物質が効かない細菌が登場してくるからです。こんな風に話しをすると映画やドラマのような印象がありますが、現実に起こってきます。これまでは有効だった抗生物質が効かなくなるのが耐性菌と呼ばれるものです。今回のテーマは【抗生物質の乱用によって耐性菌ができると問題になるのは何故か?】です。

耐性菌は抗生物質に対して抵抗性を持っています!

研究によって耐性菌ができるメカニズムはふたつの側面があることが分かっています。一つは「誘導」の側面で、もう一つが「選択」の側面です。

もともと細菌そのものには自分自身が変化する潜在能力があります。それが抗生物質を浴びることによって変化が誘導されることです。もう一つは、ある種類の細菌の中には他の細菌とは違う特性を持った個体が存在するということです。抗生物質によって他の細菌が死んでしまったのに、その抗生物質が効かない個体が生き残って選択されるケースもあるのです。

こういった面からみたら、抗生物質の乱用が耐性菌を作り出すと一概に言えないとも考えられます。しかし、細菌は人間から人間へ感染する性質を持っています。とてもやっかいなことになるのです。

耐性菌が問題になるのは何故?

例えば、ガン細胞を例にします。ガン細胞そのものも自分自身が変化することもあります。また治療を無効化するような物質を作り出したりします。抗がん剤を投与しても抵抗性を持ってしまうわけです。こういったことが人間から人間は拡大することはないです。

しかしながら、耐性菌は人間が移動しますから、世界各地へひろがります。現実にインドで感染が拡大したニューデリー・メタロβラクタマーゼの感染者が日本でも確認されました。

抗がん剤やステロイドの薬剤は慎重に扱われます。ですが抗生物質は比較的安易に処方されます。抗生物質を利用する場合は耐性菌の問題があることを私達は強く認識しなければなりません。

抗生物質を含む抗菌薬を服用する場合に注意したいことは何?

抗生物質の乱用によってできる耐性菌を防ぐためにどういったことができるのか?

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